本家ブログでほざいてたやつです
お子さんがかなり偽物と言う…orz

サワサワ…と､そよ風が木々を揺らしている
縁側に座って空を見上げれば､雲ひとつない晴天の青空が見えた
こういう日は､決まってあの子が遊びにくる

「夜咫ー!」

声のする方を見れば､こちらに走ってくる人影と歩いてくる人影があった

「やぁ､いらっしゃい」

彼女達が来る日は､決まって空気が穏やかになる
それはこの2人の纏っている雰囲気に､僕自身が包まれているからかもしれない

「今日は何して遊ぼうか」
「隠れ鬼でもしようぜ?」
「バカか雪音､夜咫は身体弱ぇんだぞ?」
「鍛えればいいだろ」
「そういう問題じゃねぇんだっての」
「クスクス…僕は構わないよ､やろうよ隠れ鬼」

そう言って､僕は雪駄を履いた
火狩君は僕の身体を気遣ってか「無理はすんなよ?」と声をかけてくれた
火狩君の言葉に「何かあったら私がどうにかしてやるよ」と､雪音ちゃん

「クスクス…ありがとう､2人とも」

そう言って笑うと､2人もニッコリ笑ってくれた

「さぁ始めようぜ!」

雪音ちゃんの言葉を合図に､僕たちは隠れ鬼を始めた
今までいなかった､ヒトの友達
一緒にいるだけで楽しくて､話をするだけで嬉しかった
このままの関係が､ずっと続けばいいのに
そう思うけれど､僕の頭にはいつも何かしらの不安があった
その不安は､雪音ちゃんの中にある力…
今はまだ､雪音ちゃん自身は気づいていない
でも､もし何かの拍子でこの力が目覚めたら…

「ん?夜咫?あたしの顔に何かついてるか?」
「え?あ…ううん､何でもないよ」

…この関係が崩れてしまいそうで､とても恐かった

※※※後書き※※※
はい､昼休憩と言う短い時間で無理矢理書き上げました
天薙様宅の火狩さんと雪音さんです
因みに夜咫はそれなりの力を持った子供なので、雪音さんの中に眠ってる神子の力に気付いてます
その力がなんなのかは、幼いゆえにそっちの知識もまだ足りないので分からない
けれどその力に雪音さんが気付く（力が覚醒する）と、今の関係がなくなってしまうのではないかと不安なのです
魑魅魍魎を見たり触れたりできる特異な自分にできた、掛け替えの無い友達だから
夜咫は無くしたくないんです
ってか天薙様がこっちのブログを見ていらっしゃるかどうかすらわからないけれどもすみませんでした･･！
しかも偽者でほんとすみませ（吐血）

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