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小説などのネタ帳
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はい、コメ返もまだなのに執筆意欲だけはある影ノ虚です。
たこ殴りされても文句言えませんよねすみませんorz
で、でもいつまでも脳内においてたら・・・ネタがくさっちゃうんだもの・・・!!(お前)
と言う訳で軽い小話、また夜咫です、そして妖怪関連で例の赤毛の少年です
空アルが童話なら、こっちは御伽草子だぜ・・・!
いえ冗談です、単なる口からでまかせです、今度やる時は御伽草子風に書いてみたい・・・!






「・・・今日は、やけに騒がしいな・・・」

羽織を羽織って、部屋の障子を開けて外を見た
薄暗い夜の闇が、辺りを藍色に近い黒に染めている
空を見上げれば、暗い夜空にボンヤリと浮かぶ朧月

「あァ・・・だからか・・・」

こんな夜は、決まってアヤカシ達がそわそわと浮き足立つように騒がしくなる
その理由は、まだ僕にはわからない
僕は力はあれど、まだまだ未熟だから

「・・・あれ・・・?」

ぼんやりとした月明かりに照らされた竹林の中で、何かが動いた
いつもよりか弱いこの月明かりでは、はっきりとした姿は見えない
・・・でも

「・・・あの姿は・・・もしかして・・・」

僕は雪駄を履いて、灯りを手に竹林へと向かった
この竹林も含めて、僕のいる離れは質の悪いアヤカシが入ってはこれぬよう結界が貼られている
でも邪気を含まぬ純粋なモノは行き来が出来る
さっき竹林の中で動いていたモノは、おそらくこの地に迷い込んできたアヤカシではないだろうか

「!!」
「っ・・・はっ・・・はぁ・・・」

竹林の少し奥に、彼はいた
大きな黒い翼に、獣のような手足
そして黒い蛇のような尾を持った・・・赤毛の子
初めて見たけど、おそらく・・・

「鵺の、子共・・・?」
「っ、来るんじゃねぇ!!」

近づこうとしたら、急に声を荒げて威嚇するように彼は僕をにらみつけた
深緑の瞳に宿るのは、憎悪と怒り
人に対する、負の情念

「・・・その怪我・・・人間にやられたんだね・・・」
「・・・っ・・・くん、な・・・来たら、ぶっ殺すぞ・・・!!」

そう言いながら、鵺は僕から離れようと後ずさった
彼が動く度に、彼の身体から赤い血が零れ落ちていく

「大丈夫、僕は別に何も」
「うっせぇ・・・っ!信じられ、っか・・・!」
「・・・信じなくても、別にいいよ」
「!!よ、よるな・・・っ!!」

彼の爪が本気で僕を殺しにかかってきても、僕はお構い無しに彼の腕を掴んだ
そしてそのまま、彼を抱きしめた

「!は、はなっ」
「大丈夫・・・お願いだから、もう無理をしないで・・・」

彼の心に、僕の言葉が届くように思いをこめて・・・僕は言った

「っ・・・・・・」

僕の言葉に、鵺は次第に大人しくなってくれた
さっきまでその場を支配していた殺気も、消えている

「・・・立てるかい?」
「・・・・・・」

僕は手を差し伸べたけれども、鵺は顔をそらしたまま黙ってしまった
それに僕は苦笑を漏らして、離れから式神を呼び出して彼を離れへと運んでもらった
傷の手当をするのに、あの場所だと手当てもちゃんと出来ないもの

「夜咫・・・」
「うん、わかってる・・・大丈夫」
「・・・」

僕の言葉を聞いて、式神は消えるようにその場からいなくなった
後ろを振り返れば、僕の様子を伺うようにこっちを見ている鵺と眼が合った

「・・・しばらくは安静にね?」
「・・・」

返事はなくて、代わりに少しだけ頷いてくれた

「君がよければ、しばらくは此処で傷を癒した方が」
「何でそんなに親切にすんだ」

いきなり投げかけられた、疑念の詰まった言葉

「何でって、怪我人に親切にするのは当たり前だよ」

そう言うと、鵺は「はぁ?」と言って少し間の抜けたような顔をして僕を見た

「・・・お前、俺が何者か分かってるんだろ・・・?」
「うん、鵺だよね?」
「・・・まぁ、そうだ・・・」
「それがどうかしたの?」
「どうかしたのって・・・普通、その・・・怖がる、だろ・・・」

彼の言葉に、僕は少し間を開けて

「別に怖くなんてないよ?」

そう言った
本当に怖くなんてない、だって僕は昔から・・・ヒトよりも彼のような者達と過ごしてきたから
それに

「・・・君は悪い子じゃないから、眼を見ればわかるよ」

僕の言葉に、鵺は少し目を見開いた
さっきまで憎悪と怒りに染まっていた深緑の瞳
けれど今は・・・悲しいくらい澄んでいて、その奥には優しいモノを感じる

「だから、全然怖くない」

そう言って笑えば、鵺は「そうかよ・・・」とだけ言って顔を背けてしまった
僕は、何か気に触るようなことを言ってしまったのだろうか

「あの・・・鵺」
「空夜」
「・・・え?」
「・・・名前」

蚊の鳴く様なとても小さな声で、彼は言った
自分から名前を言ってくれた事に、僕は自然と笑みを浮かべた
だって、彼が少しだけ僕に心を開いてくれたから・・・嬉しかった

「空夜君、だね?僕は夜咫」
「・・・」
「しばらくの間、よろしくね」
「・・・おう」

こうして、僕が1人で住んでいる離れにまた1人トモダチが増えた
いつまでいてくれるかはわからないけど、傷が癒えるまでは・・・彼はここにいてくれる
誰かがいてくれるだけで、僕はとても嬉しかった


※※※後書き※※※
突発にも程がある上に残念クオリティーで申し訳ないです・・・orz
因みにこーやん、この小説での私的設定だと鵺とヒトとの間の子とか・・・!
フハハハハ、すみませんソラヨさんお借りいたしました・・・!!!
でも書いてて楽しかったです!!!
あ、縄と鞭はこちらにおいておきまs(待て)

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無題
無論ここもガッツリブックマークしておりますハレタカですその縄と鞭で私を楽しませてくれるんですねいいえやっぱりそれは空夜にしてあげてください。
ってか!!!!!ちょ、夜咫くんとのコラボありがとうございましたあああーーーーァ!!!!!!!!!!
いやもう最近何でもかんでも腐った邪心な目で見がちな今日この頃、純粋なお話にキュンときたじゃないですか!!!!
これが影ノ虚さんの新しい殺戮兵器ですねわかります。
鵺と人の間の子…!!!母親が人間ですでに殺されているとか空夜育てるために色々してたとかそんな所まで想像してしまいました。(真顔)
ってか馬鹿野郎なKYハレタカはこれ見る前に駄文投下してしまった糞野郎フラグを立ててしまって自分にガッカリすぎました!!!!お茶濁してすみません…;;;!!!(土下座)
とにもかくにも素敵SSありがとうございました!!!!!
ちなみに夜咫くん=鴉さんはおいしすぎるとおもいます。
これは是非、うちの子北辰と…(よせ)
ハレタカ 2010/01/21(Thu)22:04:26 編集
影ノ虚 //():
無題
まさかのガッツリブックマークに噴きましたよさすがですハレさん侮ってしまってすみませんそしてありがとうございます・・・!!!
返事が遅くなってしまってすみません・・・!!
って、え、鞭と縄でこうやんを美味しく頂いてもイイノデスカでは美味しく頂きm(止めんか)
こちらこそ拉致ってしまってすみませ・・・!
ってか、ハレさんも素敵小説UPなさっていたのに消すなんて殺生すぎますよ!
今回はハレさんが思い直してくださったからよかったけれども、今度からは見つけ次第速攻でコピペします(真顔)

いやいや、私もいつも腐った思想にまみれていたのですが、珍しくピュア系(笑)に仕上がりました、ホント珍しく(真顔)
気のみ気の向くまま書いていたら、書いた本人もまさかのピュア系に幼少パワーを感じました(何だそれ)
やはり子共を題材にしたら純粋になっちゃうのでしょうか・・・(笑)
ってか、これが私の新しい殺戮兵器、だと・・・!?!?
マジですか今度は純粋系いきますか俺頑張るよ・・!(空回りするのが落ちだな)
こうやん・・・ちょ、それ美味しすぎる!!
お母さん関係で夜咫とまた絡ませてみたいんですけど、って脳内で妄想したらお母さん殺っちゃ・・・!(待ちやがれ)
すみません、どうも私は死亡フラグが好きなようです(待ちたまえ)
夜咫と子北辰さんですか!うほほ!それは本当に美味しすぎる・・・!
ってか、子北辰さんと子サディスを絡ませてみたいのですが、というか子北辰さんを嫁にh(強制終了)
影ノ虚 2010/01/24(Sun)23:49:45 編集
影ノ虚 //():
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