リクエストいただいた奴は構想練り練りしてます
因みに構想が固まりつつあるのは無我とみっちゃん、葉琉は色々と考え中
ハレさんのネタも色々と脳内で断片的に練り練りしてます
しかしいかんせん小説として起こすのに一苦労；
ちょっとリハビリがてら小話をチョロチョロッと書いてみます
そしてさり気なく初レンラさん（￣ω￣）

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「弟ォ！何ボケェッとしてんでぇぃ！！」

砂埃と太陽が照りつける砂漠にある岩石地帯で、馬鹿でかい怒声が辺りに響き渡った
怒声の主は次々と襲い掛かってくる巨大なトカゲのような生物と蛇を相手にしながら、自身の後ろでもたついている人物に先の言葉を言い放った

「ちょ、いや、レンラさん！？俺は薬草とか鉱石の採取だって聞いてただけなんですけど！？」
「あァ？何言ってやがんでぃ、アッシ等が必要とするブツが普通の場所にある訳ねぇだろぃ！！」
「で、ですよねぇ･･･！！！！」

怒声の主・レンラの言葉に、レンラに弟と呼ばれていた少年・和樹は笑顔を浮かべたまま涙した

「で、でもレンラさん；！俺まだ戦いとかむｒ」
「ごちゃごちゃ抜かしてんじゃねぇやぃ！
　テメェも男なら、弱音なんざ吐いてねぇでさっさと尻尾の1つでも切り落としやがれぃ！」
「ぅぐ・・・・もう、こうなりゃ自棄だぁあぁぁ！！！！」

和樹はレンラから渡されていた西洋風の剣を両手で握り締め、今にも和樹達に襲い掛かろうとしている蛇やトカゲ達に向かっていった


＊＊＊


「っ･･･も･･･無理･･･」
「ふぅ･･やりゃあ出来るじゃねぇか、これで心置きなくブツを回収できるってもんだ」

疲労困憊な和樹を尻目に、レンラはさほど疲れた様子も見せずに倒した蛇やトカゲから鱗や尻尾やその他諸々を切り落として
持ってきていた瓶や袋へと詰め込んでいった

「うぅ･･･サディスさんの嘘吐き･･･これの何処が安全な仕事なんだよぉ･･･」

和樹はそんな事を言いながら、今この場にはいない人物を思い浮かべた

「いつまでヘコタレてんでぇ、男ならこの程度でへこたれてんじゃね」
「無茶言わないでくださいよ！俺この前まで一般ピーポーだったんですよ！？」

レンラの言葉に、和樹は詰め寄るようにレンラに近づきながらそう言った
そんな和樹の様子に、レンラはため息交じりに

「あのなカズ坊、一般人だろーが一般人じゃなかろーが、そんな事ぁ関係ねぇのよ。
　お前さんはこの仕事を出来ると思って引き受けたんだろう？」
「･･･まぁ、そう、ですけど･･･」

「でもモンスターみたいなのが出てくるとか聞いてないし･･･」という和樹に、レンラはまたため息を漏らした

「アッシ等がやる仕事には危険は付き物、その事ぁお前さんもよぉく知ってる事だろう？
　こんな単調な攻撃しかしてこねぇ動物なんざまぁだ可愛い方だぜ？」
「ぅ･･･」
「カズ坊、お前さんがまだ玖音として日が浅いのは、アッシも十分知ってらぁ。
　でもな、経験云々よりもまず、お前さんは目先の事に立ち向かうってぇ事をしようとしねぇ。
　逃げてばかりじゃ、何も変わらねぇ･･･テメェも男の端くれならよ、任された仕事を最後まで果たそうとしろ。
　目の前の障害に立ち向かって、テメェ自身で責任持って成し遂げろ。
　それが男ってもんじゃぁねぇのかぃ？」

レンラの言葉に、和樹は少し黙った後

「･･･俺、まだまだ弱ぇし･･･でも、弱くても、頑張り次第で仕事は出来るもんな･･･」

そう言ってまっすぐレンラを見据えた

「レンラさん、すみませんでした。俺頑張ります！」
「おう！良い返事だ、んじゃあ次の取りにいくぞ！」
「って、まだ次あるんですか！？」
「あったぼうよ！当分は帰れねぇからそのつもりでいろよ！」
「ちょ、それマジで聞いてねぇしぃいいぃぃぃ！！！！」

和樹はこの後、数日の間レンラと共に色んな生物を相手に男を磨いたのであった


オワレ

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・後書き・
あぁ、駄目だ。三人称駄目だ。
久々に三人称で書いたけどまた迷子になった
とりあえずレンラさんに男らしいこと言って欲しかっただけです
そして採取とかの分はモンハンとかと少しリンクしてしまった（ぇ）
あぁ･･･駄目だ、レンラさん動かすの楽しいけど文章が可笑しい･･･orz
･･･こんなんでネタ提供してもらった奴をかけるのだろうか･･･

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