追記に不安定時に思い付いた詩みたいなの
暗いです

ふと気がつけば､白い世界
回りを見渡すと､目についたのは黒いモヤ
いい感じはしない
見ているだけで､何だか気分が悪かった
その中に､見覚えのあるシルエット

「アレは不安で満ちた私だよ」

不意に聞こえたその声は､常に聞いている自分の声だ
私は言葉を発していない
次に目についたのは､ドロリとした粘液にも似た黒いもの
それにまとわりつかれている､見覚えのあるシルエットがまた1つ

「アレは色んな感情に絡め取られて､身動きの出来ない私だね」

また､私の声だ
さっきと同じで､私は言葉を発していない

「アンタは一体なんなの」
そう言って振り返っても､誰もいない

「私は貴女が嫌いなワタシ」

やけに耳につく声が､後ろから聞こえた

「あのモヤの中も､ドロリとした黒いモノの中も
全部が全部､私自身
…………貴女の嫌いな貴女自身の影」

振り替えれば､私がいた
酷く醜く､人を不快にさせる笑みを浮かべた…私自身がいた

「私は貴女､貴女は私
だからこの感情もまた…貴女自身」

そうか､私は

「…自分が､嫌いだったんだ」

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