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今ネタ帳で描いてる戦闘態勢の携帯擬人化達の小説!
イトさんのブログで戦闘シーンがと書いてあったので、自分は戦闘シーンが書けるかちょっと試してみた
駄菓子菓子、自分自身じゃちゃんと表現できてるかどうかがわからぬという(お前)
とりあえず書いたので、誰かの暇つぶしにでもなれば幸いかと・・・
因みに出てくるのはロイスとグラン、そして音声(?)のみでディク
必殺仕事人@現代風的なイメージとか言わないよ・・・!(オイ)
とりあえず少しだけ血の描写はあるよ、注意して!たいした事ないだろうけど!
今宵もまた、闇夜に紛れて蠢く影が・・1つ・・・2つ・・・
『そろそろターゲットの近くにつきます。
速度を下げつつ、気配を消して準備を』
「OK、了解した」
『グラン君も準備はいいですね?』
「んもぉ~・・・レイアって呼んでって言ってるじゃない・・・。
ディッくんのいけずぅ~・・・」
ネオンの光が目映いビル群
その一角のビルの上に、"彼等"はいた
片方は暗い闇でも目に付く、鮮やかな"深紅"
そしてもう一方は、まるで闇を纏ったような"漆黒"
『その呼び方は止めなさい、私の名前はディクです。
・・・第一、君の名前はグランでしょう?
って、今はそんなこと関係ないでしょうが;!』
「関係大アリよ!オネーサンにはレイアって名前もあるんだから」
「自分で名乗ってるだけだろう;?」
「なぁによぉ!
ちゃんとコードネームから取ってるんだからいいじゃないの!
P-01A"グラマラスレッド"・・・ホントならレイアの方が本名なのにぃ!」
深紅の影・・グランは不満そうに声を上げた
その言葉に、漆黒の影・ロイスは苦笑を浮かべ
2人の無線の向こうにいるであろう人物、ディクは深い深いため息をついた
「ハイハイ;ほら、そろそろ配置に・・・!」
「あらァ・・・」
『・・・お二人とも?どうしたんです?』
「いや、ちょっと客が来ただけだ」
「そーそー、団体さんがねv」
そう言う2人を取り囲むかのように、多くの影が次から次へと現れた
「やれやれ・・これは骨が折れそうだ・・」
「アラ、いーじゃないの♪軽い準備運動には持ってこいじゃなぁいv」
辺りが影達の放つ殺気で満ちているにも関わらず、2人は平然と話していた
『ハァ・・・遊ぶのはよろしいですが、遊びすぎないようにしてくださいね?』
「分かってるわよ~、ちゃんと指示どーり動きますってv」
「その前に、舞台を整える必要があるようだからな。
ディク、ターゲットとの接触予定時刻は?」
『・・・およそ30分弱です、まぁ貴方達なら30分もいりませんかね。
やれるでしょう?』
さも当然と言うディクの言葉に、2人は笑みを深め
「「当然(ヨv)」」
この言葉を皮切りに影達が一斉に2人に襲いかかってきた
グランとロイスに向かう、影達の放ったナイフや弾丸
しかし、それらが2人に届くことはなかった
「"下手な鉄砲数打ちゃ当たる"って言葉があるけど・・
それって相手にもよるわよねぇ?」
クスクスと笑うグランの足下に転がる、弾丸とナイフ
今の攻撃で傷一つつけられなかった事に、僅かに動揺する影達
その様子を見て、グランはクスリと笑みを浮かべる
「これでオシマイとか、ないわよねェ?」
相手を挑発するように、おどけてみせるグラン
しかしその挑発にのる気はないのか、影達は鉤爪やナイフ等の武器を構えたまま、遠巻きから様子を伺っている
「んもぅ・・リードがなってないわねぇ・・。
男は大胆じゃなきゃモテないわよぉ?
恋愛もバトルも、積極的でなくっちゃ・・・ネ!!!!」
そう言うと同時に、グランは両手に持っていたナックル型の鋭いナイフを構え直して影達へと突進した
影達の間を縫うように進み、そして影達からの攻撃を、まるでダンスのステップでも踏むように軽やかに避けていく
「ホンット、アンタ達って奥手で・・・やぁねっ!!!」
影の攻撃を避けながらも、グランは両手のナイフで影達の喉を裂き、脚や腕の腱を断つ
月明かりに反射する、赤い刃
飛び交う鮮血、耳を貫く金属音
グランが影達の間を通り抜ける頃には、その場に立っている者は1人としていなかった
僅かに漏れるうめき声と、荒い息使い
影達は生きてはいるものの、手足の腱を断たれているせいで動けないでいた
「ん~!今日もオネーサン絶好調!」
グランは血の滴るナイフを勢いよく振り、ナイフに付いていた血を振り落とした
「やれやれ・・さすがというか何というか。
まだ10分も経ってないのにもう片づけたか・・相変わらず手際がいいな」
「いい運動になったわぁ♪」と軽く伸びるグランを横目に、ロイスは目の前にいる残りの影達を見た
「俺はグランと違って、苦手なんだよなぁ・・・」
苦笑を浮かべるロイスに、ジリジリと距離を積める影達
そんな影達を見て、ロイスは何を思ったのか目を瞑った
そしてゆっくりと目を開き
「俺は、アイツみたいに"生かさず殺さず"ってのが、苦手でね」
先ほどと同じ苦笑を浮かべて、ロイスは両手を振り払った
その瞬間、影達の間を何かが通り抜けた
風を切るような音と共に・・・
「俺もグランみたいに手際よく手加減できたらいいんだが・・。
・・どうも殺気剥き出しの相手には、手加減できなくてね。
・・・あぁ、もう聞こえていないか」
ロイスはゆっくりと歩き、赤く染まった影達に刺さっているモノを抜き取った
それはごくありふれたトランプカード
ただ他のと違うのは、カードの1枚1枚が鋭利な刃物のように鋭い切れ味を持っているというだけ
「あいっかわらず、容赦ないわねェ」
「相手も殺す気で来ているんだ、仕方ないさ・・。
それに俺は、お前みたいに動きを制限するような攻撃は苦手なんだ;」
『お二人とも、舞台掃除は終わりましたか?』
見計らっていたかのように、無線から聞こえるディクの声
ディクから投げかけられた言葉に、ロイスは短く「終わったよ」と返した
『ではさっさと配置についてください。
七燿さんとクレミィ君はもう準備できているらしいですので』
「了解、すぐに配置につくよ」
「さっさと終わらせて、お風呂に入りたいわァ~」
ディクとの無線も終え、ロイスとグランはビルの上から飛び降りた
今宵もまた、赤い鮮血が空に舞う
果たしてその血は、一体誰のモノか
それを知るのは・・闇に蠢く、影のみである
------懺悔--------
久々の携帯擬人化組、しかも小説!
とりあえずロイスは意外と手加減苦手で、グランはテクニシャン(違っ)
ちょっとした設定として、ディクは現場に情報やら何やらを伝えるオペレーター
ノイルもお手伝いするんだよ!
そして現場は大体グランとロイスとクレミィと七耀が担当
イトイも参戦させてみようかな・・しかし肩こり持ちだからなぁ(笑)
とりあえずグランの戦闘部分は書いてて楽しかった!
ロイスの戦闘シーンをもうちょっと表現欲しかった・・・しかし思いつかなかった・・orz
とりあえずロイスさんはH×Hのヒ○カさんみたいにトランプで攻撃するよ!(ぇ)
そして仕事時はいつもの赤コートは裏返して黒コートに早代わりv
グランは衣装そのまんま、いや、衣装変わるのロイスだけだが
しかし、書いてて楽しかったな、文字で魅せる表現力が欲しい事この上ないが!!
ここまでよんでくださってありがとうございましたv
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