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とりあえずブログに載せる前に月下ちゃんに読んでもらっている影ノ虚ですが
月下ちゃんいわく「先輩、ちょっと怖い」と言われた
OKそいつぁ最高級の褒め言葉だぜ(何たってオカルトチックだもん!)
今回は闇狩ヒロイン、白凪ひよりちゃんがメインだぜ!
そして準メインキャラも出てきますぞ~!見た目は後日載せるお(゜∀゜)
そして今回無駄に長いぜ(笑)
・・た・・・い・・・
・・・ア、い・・・た・・い・・・
・・モう、いち・・・ド・・
『そんなに会いたいなら、会わせてあげようか?』
・・だ、レ・・・?
『誰でもいいさ・・・まぁしいて言うなら、“闇”かな?』
や・・・ミ・・・?
『まぁそんな事より・・・君のその願い、私が叶えてあげようか?』
どう、ヤッ・・・て・・?
『私の力の一部を、君にあげよう・・なに、君ならすぐに力を使えるさ。
“想い”が強ければ強いほど、君は自由に動き回れる・・・』
・・・・・・じゃア、あの・・・コに・・も・・あエ、る・・・?
『・・・あァ、君が強く願えば“どんな願いも思いのまま”・・・だよ』
ほん、ト・・・?
ま、た・・・あのコに・・・あエる・・・
だいスき、な・・あの・・・こ・・・
『・・・ひ、ヨ・・ちャ・・・ン・・』
やッ・・ト・・・・みィつけタ・・・
闇ヲ狩ル者
「っ、はぁ・・・はぁ・・・っ」
暗い、此処は、どこなの・・・!?
『まっ、テ・・・なンで、にゲ・・・ル、の・・・?』
さっきからボソボソと聞こえる、小さな子供の声
走っても、走っても追いかけてくる
いや・・いやいやいやいや!!!!!
『ヒよりチャん』
さっきの声が、耳元で鮮明に聞こえた
「いやぁ!!!!!!」
気がつくと、アタシは肩で息をしながらベッドから飛び起きていた
まだ夏でもないのに、パジャマが汗でぐっしょりと濡れていた
部屋の中は、まだ暗い
時計を見ると、まだ午前5時になる前だった
「また・・・あの夢・・・」
ここ最近、いつも同じ夢ばかり
暗い、暗い場所を・・アタシは“何か”に追われてる・・
“何か”の姿は見えない・・・でも、声だけは鮮明に聞こえた
何度も何度も、夢の終わりにアタシの名前を呼ぶ・・・“何か”
しかもその声が、日に日に歪んでいってるような気がする
「一体、何だってのよ・・・」
自問自答しても、答えが出ない
だって心当たりなんてないもの
「・・・眠りたくない・・・」
またあの夢を見ちゃいそうで・・・とても怖かったから
怖くて怖くて、結局眠れずに朝が来た
あの夢を見るようになって、もう3日
いつもなら授業中とかあんまり居眠りしたりしないのに、ついウトウトしてたら
『ひィ、よぉりィ、ぢャ』
まだ眠ってもいないのに、あの声が聞こえた
「ひっ!!!!!」
「きゃっ!?な、何いきなり;!」
「どあ!?な、何なんだ白凪!いきなり大声上げて;!」
「あ、その、すみません;!」
アタシは先生と同級生達に謝りながら、辺りを見回した
声と一緒に感じた、強烈な視線
しかも、アタシを呼ぶ声は・・・今朝見た夢よりも歪んでた
(・・・ホント、もう勘弁してよ・・・)
実家がドのつく田舎にあるせいで、高校に上がって早々に1人暮らしをしてるアタシ
父はアタシが幼い頃に死んでしまって、母の実家でアタシは育った
母は私や姉の生活費を稼ぐために、毎日仕事に明け暮れて滅多に実家に顔を出すことはない
まぁ今となっては姉も自立しているから、実家にはお婆ちゃんが1人で暮らしているけど
(・・お姉ちゃん達に相談・・・いや、止めとこう・・・病院に連れて行かれそうだし・・・)
姉も母も、昔から何故かアタシに甘かった
幼いアタシでも、「そこは叱るところだろ、お姉ちゃん母さん」と思うくらいの溺愛っぷりだ
いや、愛してくれるのは嬉しい事だけども
そんなアタシに甘い姉や母とは違い、お婆ちゃんは結構厳しかった
正直アタシが甘ったれのどうしようもない自己中にならなかったのは、あの人の躾けの賜物だと思う
変に過保護過ぎず、でもしっかり心配してくれるお婆ちゃん
(・・・お婆ちゃんに相談してみようかな・・・)
昔から、こういった不可思議な体験をすると決まってお婆ちゃんに相談していた
母達は幽霊とかお化けとか、全く信じない人達で
アタシが変な体験をして、その相談をしても・・・まともに取り合ってくれなかった
でもお婆ちゃんは違った
アタシの話を真剣に聞いてくれて、しかも的確なアドバイスまでくれた
(・・・よし、学校終わったらお婆ちゃんに相談しよ・・)
ホントは直接会って話がしたいけど・・・流石に片道2時間半の日帰りはキツイ
「とまぁ、今日の授業は以上だ」
「うっし終わった~!」
「帰ろ帰ろ~」
「あ、お前等!帰る前にちょっと言っとく事があるんだが」
帰り支度をし始めたアタシ達に、先生が思い出したように話し始めた
話の内容は、3日前に起こった怪事件の事だった
「まだ犯人も捕まっていないらしいから、十分注意して帰るんだぞ?」
「へーい」
「もー・・・ホントこっわ~・・・ねぇひより、怖くない?」
「え、あ、うん・・・早く犯人捕まるといいのにね・・・」
3日前の怪事件、それは若い女の人のぐちゃぐちゃな死体が繁華街の裏通りで発見された奴だ
その日は、アタシもその裏通りに通じる路地の前を通り過ぎたけど・・・あれ?
「・・・そう言えば、あの時・・・」
「へ?どうかしたの?」
「あ、ううん!何でもない;」
あの時、あの路地を横切った時だ
この3日間、ずっと夢で聞こえてたあの声がしたんだ
(・・・何か怪事件と関係があるのかな・・・・・・あ)
考え事をしながら教科書をしまってたら、一冊の本が出てきた
この本は確か、アタシの行きつけの図書館で借りた本だ
「あ、やばっ・・・返却期限今日までだった;!」
「ひより~、ミスドでお茶しよ~よ~」
「ごめん;!アタシ用事あるから先帰る;!」
「え!?ちょ、ひより~!?」
友達の美咲の制止を振り切って、アタシは学校を後にした
「あー;閉館まで後1時間もないー;!い、急がな・・・!!」
図書館へ向かう途中の、なだらかな坂
その坂を勢いよく駆け上がっている途中、背中に感じたあの視線
アタシはすぐに振り返ったけど、そこには誰もいなかった
「・・・ホント、マジ勘弁してよぉ・・・」
まだ日が高いうちから、恐怖体験とか洒落にならない
夜なんかまっぴらゴメンだ
「さ、さっさと返して帰ろ・・・っ」
アタシは坂を駆け上がって、物静かな住宅街を抜けた
そして見えてきた、古い洋館
此処は個人経営の図書館で、個人所有地としてはかなりの広さのお屋敷
市立図書館には置いてないようなマニアックな本とか結構ある
いわゆる、穴場スポットって奴だ
ここの館長さんは一見厳しそうな人なんだけど、顔なじみのアタシには結構優しくしてくれるいい人だ
「って、今日ってば定休日ぃ・・!?」
図書館の入り口に提げられた、「閉館」と「定休日」の看板
「折角来たのにぃ・・・あ、でももしかしたら館長さんいるかもっ」
アタシは入り口から離れて、図書館入り口の真正面にある門の前まで行った
そこから洋館の方を見れば、時々だけど館長さんが窓辺で本を読んでいる時がある
一応このお屋敷は館長さんの自宅も兼用してるみたいだから
もしかしたら今日もいるかもと思って、窓という窓に目を配った
「えっと・・・あ、いた!」
やっぱり館長さんはいた
アタシは館長さんに気づいてもらおうと、大きく手を振ったり声を掛けた
館長さんはアタシに気付いたみたいで、こっちを見た
でも、すぐに部屋の中へと引っ込んでしまった
「あれ、いつもなら窓開けて声掛けてくれるのに・・・」
電話でもあったんかと思っていたら、ガチャンという何かが開く音がした
音のした方を見れば、館長さんがいた
どうやら正面玄関を開けてくれたらしい
「あ、すみません;定休日なのに;」
「白凪さん、中へ入ってください」
「え?あ、はい」
館長に促されて、アタシは正面玄関へ向かった
『オい゛で、が・・・な、ぃで・・・』
「え・・・?」
また聞こえた、あの声
振り返ると、夕焼け色に染まった門の向こうの景色に浮かぶ・・・黒いもや
その中に、“何か”がいた
「白凪さん、速く入りなさい」
館長はアタシの手を掴んで、中へと入っていった
まるで、あの黒いもやを避けるみたいに
「あの、館長さん・・・?」
「・・・ついてきなさい」
館長さんはそう言って、図書館の方へ行ってしまった
いつも少し無愛想だったり、神経質だなぁって処がある人だけど・・・今日みたいな館長さんは初めて見た
何だか、ピリピリしてるみたいな感じ・・・かな?
(・・・どうしたんだろ・・・)
不思議に思いながらも、アタシは館長さんの後を追った
所狭しと並べられた巨大な本棚に、大きな机と数多くの椅子
それらから少し離れた場所にある貸し出し用のカウンター
そこに館長さんはいた
アタシは館長さんに駆け寄って、とりあえず此処へ来た目的を果たそうと借りていた本を出した
「館長さん、今日が定休日って忘れてて;
とりあえずこの本の返却日が過ぎちゃ駄目だと思って返しに来たんですが・・・」
「・・・いつからだ」
「へ?」
「いつから、“アレ”に付きまとわれている?」
唐突に言われたその言葉に、アタシは首を傾げて館長さんを見た
“アレ”とは、一体何を指しているのか
考え込んでいるアタシに、館長さんはチラリと窓を見て
「あの、門の前にいる奴の事だ・・・」
館長さんに言われて、アタシは窓から門を見た
そこには・・・さっき見た、黒いもや
『お゛ぃ、デ・・・が・・・ナ、ぃ・・・でェ・・』
建物の中にいるのに
凄く離れているのに
またあの声が、耳元で聞こえた
・懺悔室・
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闇ヲ狩ル者第1話!とうとうUPだぜ!
そして主人公出てないってどないした!!(爆)
いや、予想以上にヒロイン出張ってしまったんですよ;!
・・・いや、ひよりが主人公でもいくね?これ(待て)
主人公とは次回会います!多分!(待て)
そしてこの館長さんも次回も出張ると思われる(ぇ)
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